2023年度ローザンヌ国際バレエコンクールに行ってきた

私のこと

遅ればせながらの報告ですが、今年(2023年)の初めに開催されたローザンヌ国際バレエコンクールの様子をお届けしたいと思います。

今年はコンクールの50周年記念ということで、豪華な催しでした。熊川哲也さんが審査員として参加していました。

Q
いつ行われた?
A

2023年1月30日(月)から2月5日(日)

1月30日から2月2日までがコンクール。2月4日がファイナル決戦日。

Q
開催場所は?
A

ボーリウ劇場です。

劇場の住所はこちらです。

Théâtre de Beaulieu, 10 avenue Bergières, 1004 Lausanne, Suisse

ビデオ審査と事前選抜に残った人を合わせて、全部で87名の方が参加しました。

トータルで429人(女子335名、男子94名)の応募があったようです。

日本からの応募が一番多く、87名となっています。

次に多いのはアメリカ合衆国で77名です。

ビデオ審査後は76名となっています。コンクールに参加できるのはおおよそ5倍率ぐらいですね。

公式サイトに日本人のみのリストがあるのって、すごいですね。

Q
今年の最優秀賞は誰?
A

Fabrizzio Ulloa Cornejo (メキシコ) 

Millan De Benito (スペイン)

ことしは男性、2名が選ばれましたね。

二人とも同じ「パリの炎」からのバリエーションを踊りました。ジャンプ力とダイナミックさがすごい。

今でも覚えているのが、Millan De Benito さんが踊り終わった後は、観客も大興奮で拍手喝采でした。

Fabrizzio Ulloa Cornejo さんの踊りはこちらから↓↓

Millan De Benito さん踊りはこちらから↓↓

今年は上記最優秀賞を受賞した2名を含めて、11名の方がスカラシップを受賞しました。

最優秀賞を取った男性の2人は英国ロイヤルバレエスクールを選びましたね。

11名中3名(女性)は韓国出身です。韓国強いですね!

Q
コンクール観戦の雰囲気はどんな感じ?
A

和気藹々とした雰囲気です。

劇場自体はそんなに大きくなく、一階席と二階席があるのみです。

観客はバレエ関連の人たちやコンクール参加者・関係者らしき人たちでした。

バレエをやっているような子供たちも見にきていました。

客席が埋まる前から、ファイナリストたちが舞台上で練習をしている風景が見られます。

一旦コンクールが始まると次から次へとどんどんとファイナリストたちのパフォーマンスが進みます。

観客を沸かせられるファイナリストとそうでないファイナリストの区別が結構はっきりしていて、踊った後に「ブラボー」などの拍手喝采があるファイナリスト、もしくはさらっと拍手のみで終わるファイナリストもいて、厳しい現実を見ているようです。

審査員の方達は2階の前席に座っていました。

全てのファイナリストのクラシックバリエーションとコンテンポラリーが終わった後、ファイナリストではないダンサーたち、もしくは去年の受賞者のパフォーマンスが見られます。

この間に審査員が審査しているのだと思います。

コンクール自体は結構時間がかかって、午後から始まりますが、午後はまるまる時間がかかると思った方が良いと思います。

Q
観客のドレスコードはある?
A

ないです。

来ている人もさまざまですし、若い人(子供)もいます。

観劇用におしゃれしたい方はそれでも良いと思いますが、特に普段の服装でも問題ありません。

 まとめ

もし皆さんも機会があれば、素晴らしい若手のダンサーを見れるチャンスなので、ぜひ訪れてみてください。

現地に行けなくてもYouTubeの公式チャンネルにて随時コンクールの風景を見ることができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました