トウシューズを新しく買ったからといって、そのまますぐにレッスンで履いて使うことはできません。
また新品のトウシューズはカチカチコチコチなので、足にならすことも必要です。
ここでは、トウシューズを履く前の準備について紹介します。
私はトウシューズ歴1年半とまだまだ初心者なのですが、私がレッスンで新品トウシューズを履くまでにしている準備をステップごとに説明したいと思います。
これらのステップを踏むことで、新しいトウシューズでも快適にレッスンに臨めるようになること間違いなしです。
① 踵の部分にゴムをつける
② リボンをつける
③ プラットホームをかがる
④ ソール(シャンク)を切る
⑤ ボックスを柔らかくする
⑥ 履いて足にならす
① 踵の部分にゴムをつける
トウシューズの踵の部分には、ゴムをつけることでトウシューズの後ろの部分が、足からスルッと抜けてしまうのを防ぎます。
ゴムを適切な位置に縫い付けることで、トウシューズが足にしっかりフィットするようになります。
② リボンをつける
リボンはトウシューズを足にしっかりと固定するために重要です。
トウシューズの内側からリボンを縫い付けます。
私が使っているレペット社のAlicia(アリシア)というトウシューズはすでにリボンがついているので、リボンをつける手間が省けます。
③ プラットホームをかがる
トウシューズのプラットホーム(つま先の部分)をかがることで、踊る際に安定感を得ることができ、滑り止めにもなります。
私はプラットホームとそうでない部分の区別がつかないので、事前にペンで縫うラインに印をつけます。
他の方のブログや動画を参考にして、料理用のタコ糸を使っているとのことだったので、そのまま真似しています。
糸は2本使いで縫っています。プラットホームを2周して縫います。
④ ソール(シャンク)を切る
トウシューズの中のインソール(シャンク)を自分の足に合わせてカットします。カットすることで、甲が出やすくなったり、床を感じやすくなったりします。
私の場合は、自分の足が曲がるところに合わせてハサミで切断します。
ソール(シャンク)部分を切った後の履き心地の検証は以下のページに詳しく書いています。
⑤ ボックスを柔らかくする
トウシューズのつま先部分(ボックス)は、硬い素材でできています。
トウシューズでドミプリエなどがきちんとできるように、ボックスの下の方を指圧するなどの方法で柔らかくします。
⑥ 履いて足にならす
最後に、トウシューズを履いて足にならす必要があります。
私は家で、スリッパがわりに裸足で履いて慣らしています。足の温かさなどで、しばらく履いていると足に慣れてきます。
最初は少し履き心地が悪いかもしれませんが、時間とともに慣れてきます。
これらの手順で、トウシューズを履く前の準備が整い、実際にレッスンで使うことができます。
準備万全でトウシューズレッスンを楽しみましょう。
Happy dancing!
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