私はオーストラリアやフランスで大人バレエコースに通って、いろいろな先生に教わりました。
バレエ教師といえどもやはりアーティスト・芸術家であり、情熱を持って教えてくれる先生たちにお会いできたことを嬉しく思います。
しかし、情熱と比例するのか、口の悪い先生方もいらっしゃいました。
生徒がうまくできないとまあ怒る怒る。
「あんたたち、耳ついてんのー(日本語訳)」とか「これだけ人数いて誰も振り覚えてないってどういうことよ(日本語訳)」などなど。
大人の私たちもタジタジになってしまうことがしばしばありました。
今回は、そんなバレエに情熱的で口の悪い先生がヒートアップした時の対処法を考えたいと思います。
基本的に対処法はない
基本的に対処法はないと思っておくのが、無難だと思います。
私たち生徒は社会で色々な生活を営んでいる大人なので、「先生ヒートアップしてきたな」とか「あれ、今日機嫌悪いのかな?何か嫌なことあったのかな?」と思う程度でスルーするのが良いと思います。
先生はアーティストなんだなと温かく見守る
バレエ教師といえどもアーティスト。
とくに舞台経験のある先生はダンサーとして活躍していたこともあり、さまざまな芸術的感性を磨いてきた方達だと思います。
研ぎ澄まされた感覚を身につけ、そして何より繊細なのかもしれません。
不出来な生徒を前に「感情の赴くままにヒートアップ」という態度にもなってしまうでしょう。
そういう先生の姿を見ると、なんだか微笑ましく思えませんか。
私は「あー先生は情熱的なアーティストなのだな」と思って、怒っている姿にニコッとしてしまいます。
先生の怒りを受け止め、反省する
しかし先生も経験豊富な大人なので、そこまで怒るということは、やはり生徒の私たちにも問題があるのだと思います。
集中してなくてフリを覚えない、レッスン中に先生の声を聞いていない、などなど。
先生も怒るには怒るなりの理由があるのでしょう。
「あれ、やばいぞ。先生ヒートアップしてきたぞ」と感じたら、自分自身がどのようにレッスンに臨んでいたか、振り返りましょう。
教師と生徒の信頼関係が出来上がっている証拠
大人対大人のレッスンなので、先生が口悪くなれるということは、先生と生徒の信頼関係が出来上がっている証拠だと思います。
いくらなんでも、初心者の方や、はじめてレッスンに参加した方に、罵詈雑言を浴びせる先生はいないでしょう。
私は先生のヒートアップ姿イコール私たち生徒はそんなに怒っている先生を見ても別に先生から離れていくことはないという信頼関係ができているのだと思います。
まとめ
皆さんの周りにも口の悪い先生いるでしょうか?
大人バレエなので、そういう口の悪さも癖の強い先生という感じで受け止めることができるのではないでしょうか。
私が出会った口の悪い先生方とは、後々にもコンタクトをとり続けています。
癖の強い先生、私は素敵だと思います。
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