バレエ初心者の方、トウシューズ初心者の方でもバリエーションを踊ってみたいという方は多いのではないでしょうか?
私はバリエーションをセミプライベートレッスン(先生と生徒二人)で習い始めて、半年ほどになります。
最近では「眠れる森の美女」のリラの精、Lilac Fairyのバリエーションを習い始めました。
リラの精のバリエーションは、1分20秒程度の比較的短く、ゆっくりしたテンポのバリエーションです。
美しい音楽にのせて、リラの妖精らしい存在を表現するこのバリエーションは、とても魅力的ですが、いくつかの課題もあります。
今回は私のレッスン経験から、バリエーションの特徴や、初心者でも踊れるかどうか、どのようなテクニックが使われているかなどを説明したいと思います。
ちなみに私が参考にしているバリエーションはこちらです。
① 優雅な音楽でゆっくりなテンポ。1分20秒程度の比較的短めなバリエーション。
② アラベスクがきつい。本気の背中トレーニング必須。
③ ピルエットが課題
④ 繰り返しのパターンがある
⑤ 総評
① 優雅な音楽でゆっくりなテンポ。1分20秒程度の比較的短めなバリエーション。
リラの精のバリエーションは、なんといっても音楽が優雅で美しいことです。
テンポはゆっくりめ。バリエーションの長さは1分20秒程度です。
短めの音楽とはいっても、ジャンプや回転テクニックが含まれているので、踊り切るとかなり体力を消耗します。
踊っている途中からでも息が途切れ途切れになるくらい。
最低限の持久力・スタミナは必要だと覚悟した方がいいでしょう。
バリエーションを踊り切るためのスタミナトレーニングについてはこちらの記事から。
② アラベスクがきつい。本気の背中トレーニング必須。
バリエーションの最初の方では、高いアラベスクを求められる場面があります。
私の場合は足が全然上がっていない。
アラベスクの改善が課題になります。本気で背中の柔軟性と筋力アップのトレーニングをしなくてはならないと思っています。
③ ピルエットが課題
バリエーションの中でピルエットが登場します。
バリエーションではダブルピルエットのところを、私はできないので、一回しかしていません。
「五番→パッセルルベ→プリエ→ピルエット」と普段のレッスンでよくやる基礎の動きがそのままバリエーションに入っているので、動き自体を覚えるのは比較的簡単だと思います。
④ 繰り返しのパターンがある
リラの精のバリエーションには、繰り返しのパターンがなん度も出てきます。
同じ動きをなん度もやるので、覚えるのは比較的簡単かもしれません。
⑤ 総評
上記以外にも様々なテクニックが使われていますが、ゆっくりしたテンポと、比較的短い音楽なので、初心者むきのバリエーションではないかと思います。
使われているテクニックも普段レッスンでやっている動きです。
回転やジャンプテクニックは難しく応用されているというよりは、シンプルにバリエーションの中で使われています。
私はセミプライベートレッスン(先生と生徒二人)、バレエシューズの2回のレッスン(1レッスン1時間)で全ての振りをほぼ覚えることができました。
もちろんまだまだ理想の形にはほど遠いのですが。
もしバリエーションを始めてみたいという方には、リラの精のバリエーションはおすすめです。
私の練習風景の動画はこちらから ↓↓
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