ルルベの状態でパッセやアラベスクをするときに立っていられないという経験はありませんか?
私の受けているレッスンでは、よくこの片足ルルベの状態で立つというトレーニングをさせられます。
先生は「8まで数えて」というのですが、そこまで長く立っているのはなかなかできません。
ここで私が普段やっているバランス感覚を鍛えるための3つの方法と効果について紹介したいと思います。軸足の強化にもなるので、ぜひお試しあれ。
トレーニング 1 : ヨガマットの上に片足で立つ
ヨガマットの上に1分間立っているだけです。
クペやパッセの状態で立っています。
ヨガマットの厚みで軸足が少し不安定になるので、軸足の筋力を鍛えるとともに、バランス感覚も鍛えられます。やっていることは簡単ですが、1分間この状態だと結構きついです。
ヨガマットに立っていることができるようになると、マットを重ねてさらに厚みをつけてその上に立つと床の不安定さが増し、難易度が増します。
トレーニング 2 : バランスボードの上に片足で立つ
こちらはヨガマットよりもハードルが上がります。
まず最初は片足で立つだけでボードがグラグラします。
グラグラがなくなって安定してきたら、クペやパッセの状態にして、そのまま1分間キープします。
私の使っているバランスボードは表面に滑り止めがついていますが、裸足でやるのが良いと思います。
トレーニング 3 : 壁に向いてバランスボードの上に立つ
バランスボードに普通に立てて、バランスも取れるようになってきたら、難易度を上げていきます。
それは壁に向かって立つということです。
壁を正面にすると「視覚的サポート」がなくなり、より難しくなります。
ただバランスボードに立っているのみだと、遠くの風景を見たりして、視覚的なサポートがあり、バランスを取ることができますが、正面が壁だとこの視覚的なサポートが少なくなり、立っているのが難しくなります。
なるべく視覚を使わずに体の感覚のみでバランスを取るために効果的だと思います。
効果はあったのか?
これは主観的なものですが、効果は1ヶ月間くらいから感じてきました。
(トレーニングはバランスボードに1日、1分間 x 3回)
私は左足が弱く、左足のみでやっていたのですが、レッスン中のルルベでパッセやアラベスクになる時に以前よりも長く立っていられるようになりました。
右足は全くトレーニングしていなかったので、左足よりもバランスを取るのが難しく感じることがありました。
なので、効果アリと思って続けています。
今回はバレエには欠かせないバランス感覚を鍛えるために私が最近やっているトレーニングを紹介しました。
まずはヨガマットに立つだけでもバランスを鍛えることができると思います。
バランスボードは難易度が増しますが、さらにバランス感覚を鍛えるために有効だと思います。
バランスボードを使って他にも色々なエクササイズができるので、(例えば、バランスボードを使ってのプランク)、一つ持っていると便利だと思います。
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