大人バレエクラスで、先生から「いじられやすい」生徒さんとそうでない生徒さんがいらっしゃいませんか?
私が通っていたクラスではごくたまになのですが、先生になぜか「いじられる」方がいました。
私がいう「いじられる」というのは、レッスン中に、結構きつめに指導を受けている方です。
良い意味で書きましたが、ネガティブに言うと「先生の怒りの矛先を向けられた生徒」と言ってもいいかもしれません。
今回はそんな先生にいじられてしまう生徒さんの特徴を考えてみたいと思います。
クラスでのレベルが中ぐらいの生徒さん
同じレベルのクラスを受けているので、それぞれのレベルに大差なく、みんな色々出来ないことの方が多いのですが、私が見る限り、上級者はいじられていないようです。
ほぼみんな出来ていないテクニックなどで、いじられる生徒さんは、みんなを代表して先生からの厳しめのお叱り(?)を受けているようにみられます。
「ちょっとちょっと、〇〇さーん、何やってんのよー(日本語訳)」など先生の集中攻撃を受けはじめます。
先生のいじりにも負けない溌剌な生徒さん
先生側にとっても「いじりやすい」生徒がいるのだと思います。
溌剌な生徒さんは、先生の厳しい(口の悪い)指導が入ってくると、「だって出来ないんだものー(日本語訳)」「無理無理無理ー(日本語訳)」と、すかさず先生に反論します。
そこから、先生の「出来る」、生徒の「出来ない」問答が始まったりします。
先生 :「こうやって、こうするの。ここの筋肉を使っていないからできないのよ。ここの身体全然使ってないじゃない(日本語訳)」 生徒 : 「うーん、私は〇〇してるです。でもできない(日本語訳)」
傍目から、これは子供同士のやりとりなのか、建設的なやりとりなのか、と疑問に思うこともあります。
先生のいじりを優しく受け止める長年習っている生徒さん
同じ先生に長く習っているとお互いの信頼関係が出来上がるのでしょう。
先生に何だかんだ言われっぱなしの生徒さんもいらっしゃいます。
「もう何回言わすの(日本語訳)」とか「もう何年やってるのよ(日本語訳)」というちょっと理不尽に思える指導でも生徒さんはにこやかに受け止めています。
生徒さんの本当の心のうちはどうだかわかりませんが、先生も色々言いやすいのだと思います。
上級者もたまにいじられる
上級者であれば、簡単なパやテクニックができなかった時、覚えきれていないアンシェヌモンがあると、「あれあれあれー、どうしちゃったー?(日本語訳)」 と先生の矢がとんできます。
しかし中レベルの方と比べると、さらっといじられ、さらっと終わるように思えます。
いじられない生徒は黙って事が運ぶのを見守るのみ
私もあまり先生にいじられる方ではないのですが、いじられないその他の生徒さんにとっては、色々思うことがあると思います。
「これは逆贔屓なのか(ネガティブな贔屓という意味で)」「早くレッスン進めてくれー」と思う方もいらっしゃると思います。
逆に、先生に特別注意をたくさんいただけて「羨ましいな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
まとめ
大人バレエの生徒さんも十人十色。それぞれの生徒さんと先生の関係もさまざまですね。
今回はレッスン中に先生から「いじられやすい(⚠️理不尽なものも含め 注意を受けやすい)」生徒さんの特徴などを考えてみました。
皆さんと先生との関係はどのようなものでしょうか?
大人同士なので先生と生徒という枠だけではなく、人間同士の素晴らしい関係が築けるといいですね。
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